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私たちがこれから迎える社会

 

日本の人口の推移について確認していきましょう。

今からおよそ800年前、1192年鎌倉幕府成立時には757万人だった日本の人口は、1868年明治維新のころには3330万人となりました。

そこからわずか150年の間におよそ4倍、2004年には12,784万人まで人口は増加しています。

この2004年が人口のピークでこの先は人口が減少する社会に入ったといわれています。

いま日本では1年間で100万人の赤ちゃんが生まれ、137万人の方が亡くなる時代です。

つまり毎年40万人が減少する社会となっています。

予測では2030年には人口およそ11,913万人、ピーク時からおよそ900万人減少することになります。

今からおよそ20年後の2050年には10,192万人となり、2100年には6,000万人を割り込むと予測されています。

人口が右肩上がりに増加する時代から、人口が急速に減少する社会にすでに突入しており、少子高齢化が急速に進展しているということを前提にセカンドライフの準備を進めていく必要があります。

少子高齢化は社会保障、公的年金に甚大な影響を与えています。

日本の公的年金制度は世代間の助け合いで成り立っています。

今の若い勤労世代が負担したお金で、今の高齢者を支える仕組みです。

1965年はおよそ9.1人で一人の高齢者を支える社会でした。大勢で一人の高齢者を支えるいわば胴上げ型の社会です。

ところが2012年には2.4人で一人の高齢者を支えるちょうど騎馬戦のような社会に変わっています。

そして2050年には1.2人で一人の高齢者を支える肩車のような社会になると予想されています。

高齢者を支えるには勤労世代の負担を大きくする必要がありますがそれにも限界があります。

すでに公的年金の受給額の減額は始まっており、今後もその傾向は続いていくものと考えられます。

今後セカンドライフを迎える方は公的年金では不足する生活資金を自助努力により準備する必要がありそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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