NEWS & COLUMN

市況・経済約6分

2026年10月7日の市況|日経平均は648円安 米国株最高値でも利益確定売り

日経平均は0.92%安、TOPIXは0.70%安でした。米国株の最高値更新、158円台のドル円、原油と長期金利を落ち着いて順を追って見ていきます。

01

今日の要点3項目

① 日経平均株価は70,035.71円で、前営業日比648.27円安、0.92%下落しました。TOPIXも4,154.11で、29.45ポイント安、0.70%下落しました。

② 現地10月6日の米国市場は3指数が上昇しました。S&P 500とNASDAQ総合は最高値を更新し、NYダウも0.49%上昇しました。日本株は米国株高に追随せず、直近の上昇を受けた利益確定売りが優勢でした。

③ ドル円は10月7日16時26分ごろ、1ドル=158.38円前後でした。同日の始値158.140円から約0.24円のドル高・円安です。米国10年国債利回りはアジア時間に5.307%前後と高い水準でした。

02

主要市場一覧

日経平均株価:70,035.71円/前営業日比 -648.27円(-0.92%)〔10月7日終値〕

TOPIX:4,154.11/前営業日比 -29.45(-0.70%)〔10月7日終値〕

S&P 500:7,818.93/前日比 +44.98(+0.58%)〔現地10月6日終値〕

NYダウ:51,521.28ドル/前日比 +253.38ドル(+0.49%)〔現地10月6日終値〕

NASDAQ総合:27,599.79/前日比 +122.48(+0.45%)〔現地10月6日終値〕

ドル円:1ドル=158.38円前後〔10月7日16時26分ごろ〕。同日の始値158.140円と比べ、約0.24円のドル高・円安(約+0.15%)です。前日終値との比較ではありません。

参考指標:米国10年国債利回りは10月7日のアジア時間に5.307%前後。WTI原油は1バレル90.22ドル前後、北海ブレント原油は101.58ドル前後、金の現物価格は1トロイオンス4,137.29ドル前後でした。いずれも取引時間中の参考値です。

03

なぜ動いたのか

まず、確認できた事実です。現地10月6日の米国市場では、大型ハイテク株を中心に買いが入りました。S&P 500とNASDAQ総合は最高値を更新しました。企業業績への期待が株価を支え、主要3指数はそろって上昇しました。

一方、10月7日の東京市場では、日経平均が前日までの上昇で短期的に過熱しているとの見方から、AI・半導体関連の一角などに利益確定売りが出ました。原油価格の上昇と米国長期金利の高止まりも、投資家が慎重になる材料でした。

以下は、確認できた情報から考えた当社の分析です。米国株の最高値更新と円安は日本株の支えになり得ますが、この日は上昇が続いた後の持ち高調整が上回ったと考えられます。海外市場が上がった翌日でも、日本株が同じ方向に動くとは限りません。

04

日本市場の振り返り

10月7日の日経平均は70,035.71円で取引を終えました。前営業日から648.27円下落しましたが、終値では7万円台を維持しました。前場終値は70,074.13円で、午後も戻りは限られました。

TOPIXは4,154.11で取引を終え、前営業日比0.70%下落しました。日経平均だけでなく市場全体を示すTOPIXも下がっており、売りは値がさ株だけに限られませんでした。

10月7日は東京証券取引所の通常取引日で、休場ではありませんでした。日経平均は15時45分、TOPIXは15時30分の確定終値を使用しています。

05

海外市場の振り返り

現地10月6日の米国市場は、S&P 500が0.58%高、NYダウが0.49%高、NASDAQ総合が0.45%高でした。S&P 500とNASDAQ総合は最高値を更新しました。

株価上昇の中心は大型ハイテク株でした。市場では企業決算への期待が高まる一方、原油高や高い長期金利が物価と企業の資金調達に及ぼす影響も意識されています。好材料と警戒材料が並ぶ状態です。

現地10月7日のニューヨーク市場は、本記事の基準時刻にはまだ開場前です。取得できない同日の終値は推測せず、10月6日の確定値を掲載しています。中国本土市場は国慶節の連休で10月7日も休場でした。

06

為替の動き

ドル円は10月7日16時26分ごろ、1ドル=158.38円前後でした。同日の始値158.140円から約0.24円のドル高・円安で、高値158.511円、安値158.103円の範囲で推移していました。

まず、確認できた事実から見ていきます。米国10年国債利回りはアジア時間に5.307%前後でした。高い米国金利はドルを支える材料です。安全資産としてのドル需要や、日米の金利差も意識されました。

ここから先は、事実を基にした当社の見方です。円安は海外売上高の大きい企業に追い風となる場合がありますが、輸入する燃料や原材料の負担を増やす面もあります。家計と企業への影響は同じではありません。

07

今後の注目材料

第一は、現地10月7日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨です。今後の金利について、参加者が物価と景気をどう見ていたかが注目されます。

第二は、米国10年国債の入札と長期金利です。利回りがさらに上がるのか、投資家の需要を受けて落ち着くのかは、株式と為替の両方に関わります。

第三は、原油と中東情勢です。供給への懸念やメキシコ湾の荒天が価格を押し上げる一方、中東からの輸出増加は上昇を抑える材料です。日々の値動きだけでなく、実際の供給と輸送を確認する必要があります。

08

注意事項

数値は2026年10月7日16時26分(日本時間)までに確認した情報を基準にしています。日本株は10月7日終値、米国株は現地10月6日終値、ドル円は10月7日16時26分ごろ、米国金利・原油・金は10月7日のアジア時間の参考値です。

10月7日は東京証券取引所の通常取引日です。現地10月6日のニューヨーク証券取引所も通常取引日でした。中国本土市場は国慶節の連休で10月7日が休場です。市場の休場日と取得できない数値を推測で補っていません。

『編集上の分析』と明記した部分は、確認できた事実を基にした当社の見方です。将来の値動きを保証するものではありません。取得時刻、情報源、丸め方によって数値に差が生じる場合があります。

本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
情報源

※市場データは取得時刻や情報提供元によって差が生じる場合があります。取得できない値は推測していません。記事中の分析は将来の値動きを保証するものではありません。

電話で相談Webから相談予約