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若者・文化約3分

「かわいい」の先に、どんな楽しさがある?――若者調査1位のちいかわ

LINEリサーチの9月期調査で「ちいかわ」が総合1位に。人気の数字と、その理由の推測を分けながら、好きなものを知る会話を考えます。

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知っている名前でも、楽しみ方は知らない

店先でグッズを見かけたり、家族の持ち物についていたり。「ちいかわ」という名前を知っている方は多いかもしれません。でも、好きな人がどこを楽しんでいるのかまでは、聞いたことがない場合もありそうです。

10月23日公表のLINEリサーチの若年層調査では、「ちいかわ」が前回の13位から総合1位になりました。男性15~18歳では2位、それ以外の男女年齢層では1位でした。少なくとも、この調査では幅広い若年層から名前が挙がっています。

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これは「今朝の人気投票」ではありません

調査は9月1日から3日、全国の15~24歳のLINEユーザーを対象に実施したもので、有効回答は4,738人です。「最近流行っているコト・モノ・ヒト」を自由に書いてもらい、その回答を分類して順位にしています。

発表が10月だからといって、10月の今この瞬間の順位ではありません。また、1位という結果は、若者全員が好きという意味でもありません。数字の対象と時期を知っておくと、流行のニュースを落ち着いて読めます。

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人気の理由は、一つに決めない

調査の解説は、夏の映画のヒットが背景にありそうだと分析しています。これは順位そのものとは別の、理由についての見立てです。映画だけで人気の変化を説明し切れるかまでは、この調査からは分かりません。

作品を観るのが好きな人、キャラクターの表情が好きな人、グッズを集めるのが楽しい人。同じ名前を挙げても、楽しみ方は違うかもしれません。「若い人はみんなこう」とまとめるより、一人の話を聞く方が面白そうです。

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「どこが好き?」と聞いてみる

親世代にとって、流行を全部覚える必要はないと思います。ただ、家族が楽しんでいるものを、分からないというだけで小さく扱わないことは大切にしたいものです。

「そのキャラクターのどこが好き?」「最初は何で知ったの?」。詳しくなくても聞けることはあります。答えを聞けば、かわいいと思う感覚だけでなく、その人が普段何を見て、どんな時間を楽しんでいるのかも、少し分かるかもしれません。

人気の順位は、会話を始めるきっかけ。次にちいかわのグッズを見かけたら、順位の話より先に、その人の「好き」を聞いてみたいと思います。
情報源

※情報の基準日:2026年10月26日。調査結果、調査側の分析、筆者の考察を区別しています。自由回答による流行調査であり、支持率や若者全体の嗜好を示すものではありません。

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