2026年10月24日の市況|日米株は休場 前日は原油高とAI投資懸念で下落
10月24日は土曜日で日米の株式市場は休場です。前営業日の日経平均・TOPIX、米国3指数、156円台のドル円を、原油高とAI投資への警戒とともに順を追って見ていきます。
今日の要点3項目
① 10月24日(土)は、日本と米国の現物株式市場がともに週末休場です。株価は日本・米国ともに23日の通常取引終値を掲載しています。
② 23日の日本株は続落しました。日経平均は214円68銭安の62,693円16銭、TOPIXは31.69ポイント安の3,965.81でした。日経平均は朝に大きく下げた後、下げ幅を縮めました。
③ 23日の米国株も3指数がそろって下落しました。原油高が物価と金利への警戒を強めた一方、前日に急落したハイテク株は下げが小さくなりました。
主要市場一覧
情報の基準日時:2026年10月24日16時30分(日本時間)。土曜日で日米の現物株式市場は休場のため、日本株と米国株は23日の終値です。ドル円は23日のニューヨーク市場終了時点に近い日次参考値です。
日経平均株価:62,693.16円/前日比 −214.68円(−0.34%)〔10月23日終値〕
TOPIX:3,965.81/前日比 −31.69ポイント(−0.79%)〔10月23日終値〕
S&P 500:7,623.68/前日比 −39.75ポイント(−0.52%)〔米国現地10月23日終値〕
NYダウ:52,215.16ドル/前日比 −652.82ドル(−1.23%)〔米国現地10月23日終値〕
NASDAQ総合:25,955.34/前日比 −53.52ポイント(−0.21%)〔米国現地10月23日終値〕
ドル円:1ドル=156.86円/前日の日次終値156.76円から+0.10円(+0.06%、ドル高・円安)〔10月23日の日次参考値〕
参考:北海ブレント原油は1バレル116.72ドルまで上昇し、米国10年国債利回りは4.99%でした。原油は前日比3.1%高と報じられています。
なぜ動いたのか
【確認できた事実】23日の米国市場では、S&P 500が0.52%、NYダウが1.23%、NASDAQ総合が0.21%下落しました。S&P 500のエネルギー業種は2.5%上昇し、原油価格は中東からの供給不安を背景に高値を更新しました。
【報道による説明】Reutersは、原油高への警戒に加え、AI向けの大きな投資が将来の利益に見合うのかという疑問が引き続き相場の重荷になったと報じています。通信株の下落も指数を押し下げました。
【編集上の分析】米国3指数はすべて下がりましたが、前日に2.60%下落したNASDAQ総合の下げは0.21%に縮まりました。AI関連株への警戒が消えたとは言えないものの、売りの勢いは前日より弱まり、原油高や個別企業の材料へ関心が移った一日と見られます。
日本市場の振り返り
23日の日経平均は、前日の米ハイテク株安を受けて朝方に下げ幅が1,400円を超えました。その後は買い戻され、終値では214円68銭安まで下げ幅を縮めました。
TOPIXは0.79%下落し、日経平均の0.34%安より下落率が大きくなりました。東証プライムでは値下がり951銘柄、値上がり553銘柄で、下落した銘柄の方が多い一日でした。
【編集上の分析】安値から戻したことは下値で買いが入った事実を示しますが、続落したことも忘れられません。週明けは指数の動きだけでなく、値上がり銘柄が広がるか、企業決算が株価を支えられるかを見たいところです。
海外市場の振り返り
23日の米国市場では、NYダウが652ドル82セント安と3指数の中で最も大きく下げました。S&P 500は39.75ポイント安、NASDAQ総合は53.52ポイント安でした。
原油高を受けてエネルギー株は上昇しましたが、生活必需品、一般消費財、金融など多くの業種が下落しました。米国10年国債利回りも4.99%へ上がり、物価と金利への警戒が意識されました。
週単位ではS&P 500が0.5%安、NASDAQ総合が0.7%安でした。一方、NYダウは0.4%高で3週連続の上昇となり、1日だけの下落と1週間の流れでは見え方が異なります。
為替の動き
ドル円の日次参考値は23日が156.86円で、前日の156.76円から0.10円のドル高・円安でした。変化率は約0.06%で、日次では小さな動きです。
日本銀行の公表値では、23日17時時点が156円95〜97銭、東京市場の値幅は156円08銭から157円16銭でした。1日の中では約1円の幅がありました。
【編集上の分析】終値だけを見るとほぼ横ばいですが、日中には円高と円安の両方へ動きました。輸入価格や海外資産への影響を考える際は、瞬間的な値より、数日から数週間の傾向を確認することが大切です。
今後の注目材料
来週の米国では、Alphabet、Microsoft、Amazonなど大手企業の決算が予定されています。売上や利益に加え、AI向け設備投資と、その回収見通しが注目されます。
米連邦準備制度理事会(FRB)は政策判断を公表する予定です。市場では金利据え置きが見込まれていますが、12月以降の政策についてどのような説明があるかが焦点です。
原油価格と中東情勢も引き続き確認が必要です。原油高が長引けば、企業の運送費や原材料費、家計の燃料費を通じて物価に影響する可能性があります。
注意事項
休場日:10月24日(土)と25日(日)は、日本・米国ともに通常の週末休場です。この記事の株価は、直近の取引日である23日の終値です。休場中の値動きを推測で補ってはいません。
ドル円には株式のような一つの公式終値がありません。主要市場一覧では日次参考値を使用し、日本銀行が公表した東京市場17時時点の値も本文に併記しました。金融機関の両替レートや保険契約に使われるレートとは異なります。
数値は情報源の表示時刻や丸め方によってわずかに異なる場合があります。値動きの背景は、確認できた事実、報道による説明、編集上の分析を分けて記載しています。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
- 野村證券|東証株式市況(2026年10月23日終値/24日確認)
- Yahoo!ファイナンス|TOPIX 時系列(2026年10月23日終値/24日確認)
- Reuters|Wall Street closes lower to end rocky week(米国現地2026年10月23日終値/24日確認)
- AP通信|How major US stock indexes fared Friday 10/23/2026(米国現地2026年10月23日終値/24日確認)
- 日本銀行|外国為替市況(2026年10月23日)(2026年10月23日17時時点)
- Yahoo!ファイナンス|米ドル/円 時系列(2026年10月23日の日次参考値/24日確認)
- 日本取引所グループ|休業日一覧(2026年の休場日を10月24日確認)
- NYSE|Holidays & Trading Hours(2026年の取引日程を10月24日確認)
