宇部を代表するUBEが業績予想を上方修正。値上げはどう利益につながる?
宇部市を代表する企業の一つ、UBE。地元で仕事をしていると、全国ニュースで見る大企業の決算も、UBEの話になるとぐっと身近に感じます。今回は株価よりも、原材料が高くなる中で利益の見通しが改善した理由に目が留まりました。
宇部の企業の決算を、地元の経営者として読む
宇部市を代表する企業の一つ、UBE。地元で仕事をしていると、全国ニュースで見る大企業の決算も、UBEの話になるとぐっと身近に感じます。今回は株価よりも、原材料が高くなる中で利益の見通しが改善した理由に目が留まりました。
原燃料高でも、なぜ利益の見通しが改善したのか
UBEは11月2日、2027年3月期の通期業績予想を上方修正しました。売上高は4,850億円から5,180億円、営業利益は235億円から265億円へ。宇部日報によると、純利益の見通しは225億円です。いずれも今回の予想で、確定した業績ではありません。
樹脂・化成品では原燃料高を反映した価格改定が進み、機能品や機械事業の販売も堅調でした。一方で、医薬事業の販売やウレタン事業の統合費用など、重荷もあります。価格を変えたことだけで業績が改善したと見ると、大事なところを見落とします。
小さな会社なら、まず一件の見積もりから
私たちのような小さな会社でも、売上が増えたかどうかだけでは、仕事にどれだけ利益が残ったかは分かりません。例えば建設業なら、材料代に加えて、外注費や移動時間、見積もりを出してから着工するまでの時間も効いてきます。
まずは最近終えた一件を選び、見積もりと実際にかかった費用を並べてみる。差が大きかった項目が見えれば、次の見積もりで何を変えるか、お客様にどんな説明が必要かが具体的になります。
次の見積もりを出す前に、まずは終えた仕事を一件だけ振り返る。地元のUBEのニュースから、私もその大切さを改めて感じました。
